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川内優輝

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補足Kiptum選手は世界歴代2位の2時間1分25秒を今年4月のロンドンマラソンで出した選手です。 この時は30kmまで集団でしたが、一気に全員を引き離す驚異的な加速をして、後半のハーフマラソンを59分45秒、30kmからの10kmを27分50秒で走り、 2位の選手に2分58秒差をつけました。 今回のシカゴでは途中でゴール予想タイムは2時間2分台まで落ちました。 しかし、30kmから一気に加速して、後半のハーフマラソンを59分47秒、30kmからの10kmを27分52秒と、ロンドンとほぼ同じタイムで走りました。 この走りによって、世界記録を更新し、2位の選手にも3分27秒という大差をつけました。 シカゴの最初のハーフマラソンはロンドンよりも52秒も速く入ったにも関わらず、30km以降の10kmを再び27分台で走りました。 このことが、世界記録更新以上に衝撃的であったといえます。

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コメンテータープロフィール

1987年生まれ。あいおいニッセイ同和損害保険株式会社所属。学習院大学時代、箱根駅伝に2度出場(関東学連選抜6区)。2009年に埼玉県庁入庁後もフルタイム勤務の市民ランナーとして競技を続け、2019年4月にプロランナーに転身。 これまでに650回以上のレースに出場。フルマラソンのサブ10(2時間10分以内)世界最短間隔記録や日本人最多記録なども樹立。2020年12月防府読売でサブ20(2時間20分以内)100回を達成し、ギネス世界記録に認定。2021年2月びわ湖毎日では2時間7分27秒の自己記録を出すなど現役選手として進化を続けている。

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